出産しても働き続けるのか問題。
いざ産んで働いてみて、感じたことがありました。
今日はそんなことを少し。
結婚前は、子どもができても働きたかった
結婚する前は、子どもができても働き続けたい。と思っていました。
子どものいる生活に憧れましたし、ばりばり働くママにも憧れました。
パンツスーツを着て保育園に迎えに行く方なんて見ると、あまりのかっこよさにしびれるほどでした。
でも、いざ育児と仕事をしてみると…
まあ大変でした。
毎朝、急いで支度して、電車に乗って通勤。
仕事が終わると急いで電車に乗って、お迎え。
平日は分刻みで動き、休日は平日のための買い出し、掃除。
どうやってうまく毎日を回せるかばかり考えていました。
必死に働いていただいたお給料は、お惣菜やレトルト品、息抜き用のお酒代に変わりました。
そして、違和感を覚えました。
何のために働いているのか分からなくなった
ふと、思ったんです。
私なんのために働いているの?
もちろん生活があります。
将来のために教育費だって、老後の資金も必要です。
「今は子どもが1歳でまだ手がかかるけど、大きくなれば体も強くなるし、仕事に集中できる。」
そう言い聞かせていました。
周りからも
「大変なのは今だけだから、頑張ってね。」
ただ、あまりにも疲れ切って何も考えたくない夜が続きました。
子どもを寝かしつけて、自分が寝るまでの3時間、
次のような過ごし方をしていました。
・YouTubeの急上昇に出る動画を見続ける
・Instagramの検索画面を見続ける
・Twitterのトレンドワードのツイートを見続ける
自分から何か調べるのではなくて、ひたすら流れる画面を見ている状態でした。
今考えると、余計に疲れることをしていますね。
働くって、仕事のプレッシャーやで責任、人間関係などいろいろありますよね。
子どもがいると、そこに時間の限りや急な休みもあります。
だから、働き続ける方、仕事を続けておられること自体が凄いです!
仕事でミス?仕事休みがち?
いやいや、声を大にして言いたい。
仕事続けていることだけで凄い能力です!!
働き続ける人を心から尊敬します
職場には、小さなお子さんがいても働く方もいました。
マイホームのローン返済のため、シングルマザーのため、子どもの留学資金のため。
本当にいろんな理由があって働かれていました。
心の底から尊敬します!!
私には、そこまで踏ん張れる強い思いを持てませんでした。
もちろんマイホームは憧れますし、子どもには将来やりたいことをやれるサポートをしたいと思ってるんです。
思ってはいるんですが、
働く意味、生きている意味を考えながら過ごす自分が、子どもに誇れる姿ではありませんでした。
そんなとき、新型コロナウイルスが流行しました。
世界が変わり、働き方が変わった
世界中を脅かすウイルスの流行によって、今までの当たり前が変わりました。
リモートワークが一般的になりましたよね。
大企業では、特に積極的に取り組まれています。
日本マイクロソフト、NTTコミュニケーションズ、カルビー、富士通、サイボウズなど
細かいことも、がらっと変わりましたね。
・満員電車の密度が減る
・新幹線や電車移動のある会議がリモート
・付き合いの飲み会がなくなる
個人的には、いつか来ていた未来が、コロナの流行によって早まったのかなと感じています。
一度立ち止まり、人生のゴールを変えた
出産しても働く。
始めに描いていた両立は、私にはできませんでした。
ぎりぎりの精神状態だったときは、
・コンシーラーで隠せなくなった目のクマ
・お酒を片手に晩ご飯づくり
・頭痛薬が手放せない週1の頭痛
こんな感じでした。
これだと、たとえ生活が安定しても不健康です。
働き方が増えた今、形を変えて、また働くママになりたいと思っています。
今の夢は、『子どもに「おかえり」を言えるワーママになる』ことです。
出産前は、つらいときに歯を食いしばりながらも必死に働く姿を、子どもに見せようと考えていました。
でも、いざ産まれると、将来の希望を持ってもらいたくなりました。
大人になるって楽しいこと、働くって楽しいことだと伝えたいのです。
と言いながら、どこまで伝わるのかは分からないんですけどね。
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