本音のところ、離乳食は適当にしたい。でも適当に作る人っているの?どれくらい適当にしていたの?
と思われていませんか?
このような疑問にお答えします。
私は、力を抜きながら離乳食を作っていました。
離乳食づくりは気が重いですよね。
「できるかぎり手作りで」「だしは鰹節で取って」「一日、一週間単位で栄養バランスを考えて」そんなことは分かっている。
毎日のこととなると適当にしたくなるお気持ち、よく分かります。
そこで、適当に離乳食を作って(用意して!?)いた経験談をお伝えします。
肩の荷が下りればうれしいです。
【離乳食を適当に作ろう】はベストな考えです
心を込めて手作りで温かい離乳食をあげる。
始めはそんな微笑ましい様子を描いていました。
でも、実際には理想とかけ離れた毎日でした。
離乳食を始めてから1週間で、私のモットーは「適当に作る」になりました。
適当に作ろうと決めた理由は次の4つです。
・大人の料理と別で作るのが大変だったため
・食べてくれないときがあるため
・機嫌が悪いと、投げる・落とすもあるため
そもそも適当の意味は、要求にちょうど合うこと。
適当=赤ちゃんの要求に答えることだと考えました。
一度離乳食を始めると、ずっと離乳食生活が続くため
離乳食は5倍がゆから始まり、噛み具合に合わせて、お米を硬く変えていきます。
1歳まで5分がゆで現状維持というわけにいきません。
現状維持だと、とても楽ですけどね。
食べさせていく食材は、かぼちゃ、人参、ほうれん草など山ほどあります。
食材ごとに硬さを変え、大きさを変え、調理方法を変えて…。
毎日やることが違って、しかもそれが止まりません。
そこで、最重要任務は、ご飯をあげ続けること!に決めました。
大人の料理と別で作るのが大変だったため
赤ちゃんと大人では、それぞれが別の状態に仕上がったものを食べます。
・炊飯器でご飯を炊きながら、一緒に離乳食用の人参を蒸す
・お味噌汁の具材を茹でて、赤ちゃんの分だけ取り出してお味噌を入れる
・大人用ハンバーグを焼く横で、冷凍用のほうれん草を茹でる。
同時に調理する方法はたくさんあります。
時短方法を考えてくださった方に足を向けて寝れないくらい、これらの調理法を活用させもらいました。
ただ、私にとっては、別々の調理をし続けるのが大変に感じました。
食べてくれないときがあったため
どれだけ愛情をかけても、時間をかけて作っても食べてくれないときがあります。
「一口だけ食べてみて。」と赤ちゃんの口に何度スプーンを近づけても口を開けてくれません。
つい、時間かかったのにと思いました。
でも嫌がるときは、ずっと嫌がるのです。
すべて食べてくれるとは限らない。と、あまり期待しすぎないようになりました。
改めて…最重要任務は、ご飯をあげ続けること!
そのための折れない心が大切です。
機嫌が悪くて食べるどころじゃないときがあったため
お腹が空きすぎているとき、寝起きなど、機嫌が悪いときはこちらの予想を超えてきます。
食材を投げる・落とす、スプーンを叩く、泣きわめく。
食べていただける方がありがたい。期待のハードルはさらに低くなりました。
【離乳食を適当に】私のエピソード
生後5か月だ。離乳食を始めなきゃ。
正直、最初から気が重かったです。
でも、いつかは始めるわけだし、早いうちに始めて慣れてしまおうとスタートさせました。
私の適当っぷりはこちらです。
・食べてくれなくて手詰まり!ベビーフードに助けられる
・罪悪感を帳消し!ベビーフードと手作りを掛け合わせ始める
とにかく冷凍!毎食作るのは無理すぎる
調理した食材を冷凍容器に入れて冷凍していました。
塩抜きして裏ごししたしらす、茹でて切ったほうれん草、つぶしたかぼちゃなど。
食べさせるときは、レンジでチンするだけの状態なので、すぐに食べさせられます。
毎食作るか冷凍するかを天秤にかけたとき、洗い物が出ない冷凍することにしました。
離乳食後期の頃には、冷凍すらおっくうになりました。
家族分の献立るときに、赤ちゃんに取り分けられる具材の入った献立にして、少し味を加えて大人用として用意していました。
いろんな具材を取れるお味噌汁、小さく具材を切るオムライス、冬には鍋が大活躍でした!
食べてくれなくて手詰まり!ベビーフードに助けられる
生後7か月ごろ、急に食べてくれなくなりました。
食べないのはさすがにまずいと、ベビーフードをあげると嘘のように食べました。
おそらく味に飽きていたのだと思います。
ベビーフードを少し味見して、似た具合の量の味付けをすると食べてくれました。
それからベビーフードも活用するようになりました。
ドリア・雑炊・リゾット・野菜ミックスなど、バリエーションが豊富です。
罪悪感を帳消し!ベビーフードと手作りを掛け合わせ始める
ベビーフードを愛用していると、罪悪感が芽生えてきました。
離乳食は適当がいいと思いながら、我ながら厄介だと思います。
そこで、ベビーフードに少し具材を足すようになりました。
商品によっては、具材が少し潰れているものがあったので、茹でた人参・白菜などを混ぜていました。
【離乳食は適当!】でも、4つの注意点は守っていました
離乳食を作るにしても、ベビーフードを買うにしても、常にやっていたことがあります。
・のどを詰まらせそうな食材はあげない
・食品添加物がたくさん入っているものは買わない
・野菜は農薬を落としてから使う
自分の中のルールさえ決めれば、本当に頑張りすぎなくていいと思います。
まとめ
・離乳食を作り続けるためには適当がベスト!
・離乳食の過程で思い通りにいかないことはある
・完璧を目指すより、柔軟な折れない心が大事!
私は離乳食を始める1か月前、レシピ本を買い、SNSで毎日離乳食の写真を上げている方の投稿を見ていました。
自分が作ったものを食べてくれるなんて幸せだなぁ。と想像が膨らみました。
でも、離乳食を始めると、食べてくれないときに焦り、不安になりました。
そして、順調に離乳食が進む方のSNSを見なくなりました。
市の電話相談の窓口に相談したり
育児本の隅から隅まで読んだり
市が主催の離乳食講習会で、講師の方に質問責めしたりしました。
同時に、ベビーフードに頼ってみよう。頑張りすぎないようにしよう。と
少し立ち止まると、ふっと肩の力を抜けました。
その後は、赤ちゃんが食べ慣れていくペースに合わせようと焦らなくなりました。
適当な離乳食、なかなかいいですよ!おすすめです。
コメント