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一人の時間がなくて子育てがつらい。こんなにつらい理由が知りたい。どうしたら一人の時間が作れるの?
と思われていませんか?
このような疑問にお答えします。
![まりあ](https://bloglabo.com/wp-content/uploads/2020/03/computer07_woman.png)
私は、HSPです。一人の時間を作りながら子育てしています。
子どもができて一人の時間がほしくなるときって、だいぶ頑張っておられるときだと思います。
HSPの方は、特に疲れやすいうえに、誰かに頼りにくくないですか?
私は、初めての子育てに思い詰めていましたが、一人の時間によって解放されました。
そこで、そもそも自分の時間が必要な理由、一人の時間ができて良かったこと、時間の作り方についてご紹介しますね。
【HSPママの子育て】一人の時間が必要な理由
一人の時間が必要だと感じる理由が5つあります。
・感受性が豊かで、感じ取る情報が多いため
・子育て中は、脳が休まる時間が少なくなるため
・ママとして、あらゆる危険を予測するため
・HSPさんはマルチタスクが苦手なため
・HSPさんが人に頼るには、罪悪感があるため
感受性が豊かで、感じ取る情報が多いため
HSPの方は、光や音、臭いなど刺激に敏感といわれます。
そんな中、子どもが泣き止まなかったり、家の中を足音を鳴らしながら走っていたりすると負担に感じます。
また、周囲へ迷惑になっていないかにも意識が向くため、泣き始めたら家の窓を閉めたり、走り回り始めた瞬間に注意したりします。
一日に何度もこのようなことが起こると、気にしすぎてだと分かっていても、つい気になってしまう情報の多さに疲れます。
子育て中は、脳が休まる時間が少なくなるため
一日中、何かしら考え事をしやすいです。
家の中では、家事の段取り、お世話の段取りをしています。
おでかけするときには、特に考え事が増えます。
授乳場所、おむつ替えの場所、遊びスペース、買い物の順序、駐車場の位置などですね。
仕事をしていると、人付き合いが加わるため、朝起きて夜寝るまでずっと考えています。
「あの人にこのこと伝えなきゃ」
「あの言い方はまずかったな」 など…
ママとして、あらゆる危険を予測するため
先々のことまで想定して行動することが多いです。
良くいえば、危険を察知するのが得意です。
「もし、授乳用のお湯を調達できなかったらどうしよう。」
「もし、買い物途中でぐずったら何であやそう。」
「もし、ごはん屋さんのご飯を食べなかったらどうしよう。」
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特に遠出するときには、一日の動きを想像します。
つまづきそうなポイントを考えていると準備だらけで、荷物が山のようになります。
HSPさんはマルチタスクが苦手なため
一つの作業にじっくり取り組むのが得意といわれます。
でも、育児はマルチタスクだらけです。
何かやっていても、泣いて呼び出しがかかります。
ある日の一日です。
↓
お腹が空いて起きてきて、購入途中でご飯をあげる
↓
(子ども)さっそくこぼす
↓
汚れた床を拭く
↓
(子ども)こぼしたことに苛立ち、お皿をひっくり返す
↓
お皿を元に戻す
↓
食べさせる
↓
部屋は散らかったおもちゃ、洗濯物の山…
自分のやりたいことどころか、毎日やることに追われ続けていると、脳が疲れます。
HSPさんが人に頼るには、罪悪感があるため
元々、人に頼るのが苦手です。
相手の時間を奪ってしまう感覚になるのです。
あと、我が子の子守やお世話を人に頼ることは、母としてどうなのかな?という思い込みもあります。
でも、子ども1人に大人1人じゃ、精神的にも体力的にもきついです。
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子ども2人を大人1人でみている方なんて、尊敬しかないです。
子どもの安全のためにも、頼れる人がいるなら、パートナーでも両親でも頼っていいと思います。
一人の時間がもたらしてくれること
ありがたいことに夫や親に頼れているため一人の時間を作れています。
思い切って頼ってみると、良いことが4つありました。
・子どもをより可愛く思える
・夫に優しくできる
・ママとしての自分を肯定できる
・一人の時間の大切さに気付ける
子どもをより可愛く思える
たった10分でも、離れてコンビニへ行くだけで可愛く思えました。
・待ってくれていた愛おしさ
・寂しくて泣いてくれた嬉しさ
・意外と問題がなかったたくましさ
新しい一面を知れました。
外出先で同い年くらいのお子さんを見ると、気分転換のために出かけたはずなのに、会いたくなります。
夫に優しくできる
子ども優先で過ごしていると、自分がやりたいことを我慢するようになりました。
そんな中、YouTubeで楽しんでいたり、スマホでゲームされたりすると、つい当たっていました。
でも、リフレッシュできると与え合おうと気持ちになります。
ママとしての自分を肯定できる
毎日時間に追われて過ごしていると、できていないことに目がいっていました。
どれだけ子どものために動いていても、健康診断で何かひとつ「要観察」といわれるだけで
育て方が悪かった?何がいけなかった?
と追い込んでいました。
でも、一人の時間を作るだけで少し客観的に見やすくなります。
ここまで大きくなってくれて良かった。本人は元気そうだからいいか!
と、今できていること、叶っていることに意識が向きました。
一人の時間の大切さに気付ける
一度、一人の時間を作っただけで、家族への愛情を再確認できたり、私頑張っているかもと思えました。
日頃、ワンオペで子育てされている方は難しいと思いますが、1ヶ月に1回、10分でも休まる時間を作れたら理想です。
暇なときに一人の時間を取ろうとすると後回しになりやすいです。
最初から一人の時間を予定に入れて、協力してもらうのがおすすめです。
子育て時期の一人時間の作り方
とにかく人に頼ることです。
すべて自分でやろうとすると、子どもに付きっきりになって考えることが増えます。
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頼ることが負担・・・。ベビーシッターさんに預けるのも不安…。
そんな場合は、やらないことを決めることです。
・家族に預ける
・ママ友に預ける
・便利家電を購入する
・毎日やらなくていい家事はやめる
・食材、日用品の買い物はネットで済ませる
家族に預ける
パートナーや親ですね。
一人の時間が必要であることを理解しておいてもらえると、さらに子育てしやすいです。
30分ほど見てもらうだけでも、寝たり、コンビニへ行ったり、ネットショッピングできたりします。
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とにかく子どものこと、家のことを考える脳を切り替えています。
そのためには、できる範囲で日頃から手伝ってもらうことです。
・ご飯を食べさせてもらう
・おむつを替えてもらう
・お風呂に入れてもらう
夫には授乳以外の育児を任せられるようになりました。
ママ友に預ける
信頼できるママ友がいる場合、預けるのも手です。
子ども同士で遊べる幼稚園児くらいの年齢だと、ママ友の負担は少なくなります。
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私は4歳頃よく預けられて、おさななじみと遊んでいました。
便利家電を購入する
人の手を借りるのが負担な場合、機械もあります。
料理、食器洗い、洗濯物の乾燥、掃除など
お金の余裕があるなら、一つ購入すると楽になるかもしれません。
毎日やらなくていい家事はやめる
意外と習慣にしているけど、毎日やる必要もないこともあります。
実は洗濯は2日に1回でいい
掃除は1週間に1回でもいい
やらなくちゃと思っているけど、重要でないようなことは、手放すだけで時間が生まれます。
食材、日用品の買い物はネットで済ませる
子連れでの買い出しって大変ですよね。
出かけために準備して、色んなものを触る子どもを見ながら商品をカートに入れて、帰りには大量の荷物。
送料が負担でないなら、ネットスーパーや生協もおすすめです。
まとめ
・子育て世代のHSPさんは、特に一人の時間が必要
・一人の時間を作ることで、家族への愛情、自己肯定感が高くなった
・人に頼りづらいなら、とにかくやらないことを決めること
私が幼かったときに住んでいたマンションでは、住民みんなで子育てする風潮がありました。
子どもたちはマンションの前で遊んでいる中、親同士は喋ったり、順番にご飯を作りに帰宅したりして。
おさななじみ家族が旅行するときには、ペットの犬にエサをあげるため、カギを託されていたこともあります。
家族ぐるみの付き合いというやつですね。
当時でも色んな人間関係の問題はあったと思いますが、子育てする環境として最高だったと思います。
時代は変わりましたが、現代では
HSPという気質があることが知られるようになりました。
繊細なのは悪いことではありません。
頑張りすぎずに、人と比べずに、ぼちぼちと自分たちのやりやすい方法を見つけながら、子育てできることを願っています。
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